捨てる、捨てる、捨てる

過去のノートに救われる

何が何だかよくわからなくなっていた時に、ひたすら書いてきた。誰に見せるでもなく、誰かのためになるようなものではなく

ただひたすら書いてきた。

抜け出してしまえば、あ、そうだったんだとわかることも

その最中にはわからないことがたくさんある。

引っ越しついでに、いろんなものを捨てようとした時に

踏ん切りがついて過去の自分との訣別という意味も込めてこれまでのノートを捨てようとしたらふと目に飛んできた文章。

10冊以上ある中で、なぜかその部分だけ目に止まった。

完全に偶然なんだけど、もしかしたら何か意味もないかもしれないけど

偶然にもほどがある。順番も考え方もその時を知ることで、今がよくわかる。

あ、ここまで変わることができたんだな。この部分は変わってないということは、自分にとって大切なことなんだな。

あの時は無駄かもしれないと思っていたことでも、5年、10年経ってから振り返ると気づくことがこんなにあるなんて。これからの生き方を考える時に、あの時の経験はかならず自分を助けてくれる。もし、助けてくれなくても新しい学びが存在しているので変化がないわけではない。

どうしても、自分の変化には気づきにくいことが多いので特に内向型や自責の念が強い人は。

けど、ぱっと見の変化がなくても中身が全然違っているのであればそれは間違いなく変化であり、これまでとは違う自分になっている。