レビュー

【徹底レビュー】SIMMS フライウェイトブーツ ビブラムを2シーズン使った感想|渓流・源流釣行に最適な軽量ブーツ

やぎちゃん

まとめ

SIMMS フライウェイトブーツ ビブラムとは?

2023年3月から2シーズン使用してきた渓流釣り用ブーツ「SIMMS フライウェイトブーツ ビブラム」。すでに廃盤となっていますが、その魅力を存分にお伝えします。さらに、2025年には新作モデルが登場予定!

こんな方におすすめ!

  • 長距離移動する方
  • 源流・登山が好きな方
  • 軽量ブーツを求める方
  • 国内外の遠征釣行をする方
  • 足元の安定感を重視する方

参考リンク: 🔗 カスケット公式サイト 🔗 Maverick公式サイト


デザインとフィット感

SIMMSの渓流ブーツの中でも、特に登山靴のようなスタイリッシュなデザイン。多くの沢靴は機能性重視で無骨な見た目ですが、このモデルはデザイン面でも優秀。

ポイント

  • スタイリッシュな登山靴デザイン
  • フィット感が高く、足に馴染みやすい
  • 足型に合えば軽量感が際立つ

重量と軽さのメリット

📌 実際の使用感

  • 見た目どおり軽量で、長距離歩行も快適。
  • 記載の重量よりも軽く感じる。
  • フィット感が高いため、足の疲れを軽減。

耐久性と使用環境

1年半のハードユース(源流釣行9割)にも耐え、アッパー部分に多少のダメージはあるものの、まだまだ現役。

🏔 耐久

  • 登山道歩行、岩場、沢歩行、懸垂下降などの使用に耐える。
  • トレランスタイルの走行にも対応。
  • アスファルトの林道でもソールの消耗が抑えられている。

足首の安定感と歩きやすさ

🦶 柔らかめの足首サポート

  • 陸上の長距離移動や源流域では、柔軟な足首の動きが歩きやすさをサポート。
  • 岩場の登り下りでは足首が自由に動き、無駄な力を使わず歩行可能。
  • 流れの強い場所ではやや不安を感じる。

最適な環境

  • 沢までの登山道歩行
  • 源流での長距離移動
  • 獣道を歩く脱渓時

グリップ力とソールの特徴

SIMMS FLYWEIGHT Vibram Bootsの最大の魅力の一つが、凹凸のあるビブラムソール

🛑 通常の沢靴との違い

  • 通常の沢靴はフラットソールが多く、岩場でのグリップは強いが、斜面や泥道で滑りやすい。
  • FLYWEIGHT Vibram Bootsは凹凸のあるソールで、泥の斜面や濡れた木の幹でもしっかりグリップ。

🟢 メリット

  • 泥道や滑床でも滑りにくい
  • 斜面を登るときの踏ん張りが効く
  • スタッド(スパイク)を追加すればさらにグリップ力UP

⚠️ 注意点

  • 雨の翌日など、特に滑りやすい場所ではチェーンスパイクの併用を推奨。

まとめ|SIMMS FLYWEIGHT Vibram Bootsの総評

🌟 おすすめポイント

  • 軽量で長距離歩行向き
  • 柔らかめの足首サポートで自由な動き
  • 泥斜面や滑床でもしっかり踏ん張れるグリップ力
  • 1年以上のハード使用にも耐える耐久性

🏕 おすすめの使用シーン

  • 源流釣行
  • 登山+フィッシング
  • 国内外の遠征

🚨 注意点

  • 強い流れの中での安定感はやや低め
  • 場所によってはチェーンスパイクを併用すると◎

📌 今後の展望 2025年には新作モデルが登場予定。前作との違いを比較しながら、さらに進化したフライウェイトブーツを試したいと思います!

🔗 カスケット公式サイト 🔗 Maverick公式サイト


あなたの釣行に最適なシューズは? SIMMS FLYWEIGHT Vibram Bootsが気になった方は、ぜひチェックしてみてください!

本文

みなさんこんにちは!やぎです!

すでに廃盤になってしまいましたが、今更レビューシリーズ。

今回は愛してやまない渓流釣りから「SIMMS FLYWEIGHT Vibram Boots」。2023年3月ごろからの相棒で使い始めて2シーズン。たくさんの場所に冒険に連れて行ってくれて足元を支えてくれた存在なので余すことなくお伝えします!

2025年 ついに新作フライウェイトブーツも登場!前作からの進化はどれほどなのか!前作を履き潰したら比較してみたいと思います!以下のサイトを参考にしてください!

https://www.club-casket.com/sale/simms/boots.html

カスケット様

https://www.maverick.jp/brands/simms/products/1301

Maverick 公式サイト

こんな方にお勧め!

・長距離移動する方!

・源流・登山が好きな方!

・とにかく軽いシューズが欲しい方!

・源流泊もしたい方!

・国内遠征や、海外遠征をする方!

・足元は絶対安心感が欲しい方!

・納得の一束が欲しい方!

デザイン

他のモデルと比較して、スタイリッシュさとどこか登山靴に非常に近い見た目。沢靴は各メーカーが出しているものもたくさんあるけど見た目の印象は圧倒的にかっこいい🎵男心を巣潜られるデザインはかっこいいってだけでテンションも上がっちゃいますよね。

重量感

見た目からも「軽そう」という印象を持ちますが、印象そのままの軽さ!シューズのフィット感が高いので記載されている重量よりも軽く感じます。こればかりは数字的な比較よりも足型や足幅などのフィット感が重要になってくるので他メーカーとの区別はしにくいので試着あるのみ。

耐久性

1年半ほどガシガシ使用してきてアッパー部分にはそれなりにダメージがあるがこれだけ使ってもこれで済んでいるので、耐久性は十分にある。

9割が源流釣行なのでほとんど登山靴のように使っている。沢までのアプローチ。登山道歩き、岩場登ったり、懸垂下降したり、時間ない帰り道はトレランスタイルで走ってみたり。帰り道アスファルトの林道を長時間走る時はソールとスタッドが心配になるけど大丈夫そうだ。

足首の安定感

足首のホールド力は柔らかめ。流れが強い場所や、滑りが強い場所、荷物が多くなるようなシチュエーションでは少し不安に感じる。軽量さも相まって、流れが強い場所では踏ん張りにくく、少し恐怖を感じるかもしれない。

そういった場所では、他のシューズに軍配が上がるがこのシューズの得意な場所はランガンスタイルの長距離歩行か源流域。水中を長時間というよりもトラウトがいる場所に陸上でどんどん移動する場合は足首の柔らかさが歩きやすさをサポートしてくれる。安定感はありながらも足首の動きを邪魔しない。邪魔はしないんだけど岩場を移動するときには足首がいろんな方向にまがるのでそれをサポートしてくれるので余計な力を入れることなく歩くことができる。

源流の場合はまず場所に行くまでに登山道のアプローチ、沢歩行、岩を越えたり超えなかったり、高巻き、帰りは獣道をひたすら歩く。など路面のシチュエーションがさまざまに変化するので足首の最低限の安定感は必須になる。特に崩れやすい岩場や、脱渓時に斜面を登るときはこの安定感があるおかげで疲労感が全く違う。

グリップ力・ソールパターン

通常の沢履はソールがフラットなものが多く、水中や濡れた岩場では面で地面を捉えることができるのでしっかり踏ん張ることができる。使い勝手としては全く問題ないが斜面を登るときに大きな差を感じることになる。

凹凸が少ないソールでは、泥の斜面を登っていく際にとっかかりがなくて踏ん張りが効きにくい。前日に雨が降っていると尚更靴との相性が悪くなり滑りやすくなる。結論としてはいく場所との相性になるので凹凸の少ないフラットソールが悪いといっているわけではない。それがメリットになるシチュエーションもたくさんあるが、源流に限っていうと凹凸のあるシムスフライウェイトビブラムの方が圧倒的に相性がいい。

泥の斜面、ぬかるみ、木の幹、滑床。ソールの凹凸とスタッドによって柔らかい地面に対して食い込むので滑りにくさが増してくる。小さいチェーンスパイクを持ち運べば解決する部分もあるし、どうしてものシチュエーションの時にはチェーンスパイクを活用することもしばしばある。

シューレースシステム

ナイロンループにより(紐が通っている赤い部分)紐の調整が超絶スムーズ。締める時、緩める時の動きが非常にスムーズなので、ストレスがほとんどない。プラスしてナイロンループの耐久性が高いので破れたりする心配が全くない。藪漕ぎなどを行って枝や岩に擦れたとしても全く問題なかったので安心して使用できる。

その他

九州から北海道や東北など国内遠征をするときにこのシューズなら軽くて嵩張りが少ないので持ち運びが非常に楽。アッパーも柔らかいのである程度形が変形しても問題なく使用できる。保水してもすぐに乾くので、飛行機の時間まで釣りを楽しむことができる!

場所柄先行者がいる場合や土砂崩れなど不意な場所変更に見舞われたときに車の運転を靴を履き替えることなくできることもさらに嬉しいポイント。これ以上ゴツいブーツになると履き替えは必須になるので特に九州のエリアでは相性抜群。

歩ける、走れる、登れる、降れる。泥濘だろうが藪漕ぎだろうが、舗装されていようが足元の環境を選ばずにどんなところでも一足でなんでもしたくなる方には絶対におすすめの一足です!値段以上の快適さと安心感を得られること間違いなし!

番外編フィッティングについて

試着の際は本番と同じ足元環境でのフィッティングがお勧め!ショップの人が慣れていれば時間帯など関係なくフィッティングしてもらえると思うけどできる限り自分自身で本番と同じ状況を作っていくことが大切です!

フィット感にしおっかりこだわりたい人にお勧めの方法!

・使用予定の靴下、ウェーディングソックスを持参。

※ウェーダーまで持ち込むとお店の人が困るので、オーバーソックスを持参。

・使用済みのソックスを持ち込む場合は必ずビニール袋を持参

※商品に汚れがつかないように!

・シューズでよくトラブルが起こる人は夕方、もしくは渓流後がお勧め。

※夕方の方が浮腫んでいることと、渓流後であれば足が多少ふやけているのでより実際のサイズに近い状態でフィッティングをすることができる。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

値段も含めて、できれば失敗したくない気持ちは十分にわかります!100回以上の釣行を共にしてきた相棒だからこそ抜け目のない完成度の高さは保証します!

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