渓流釣り

北海道旅 道南渓流釣り!

やぎちゃん

天候やあまりの寒さに躊躇してしまう日もありましたが、ようやく釣りにも出かけることができました。

道南渓流釣り!

この一匹までが長かった!8寸くらいのニジマスをゲット。

函館についてからというもの、なかなか釣りスイッチが入らずに蔦屋書店でのんびりしちゃうことが多かったんですが、それもあって朝温泉に行ってからの不思議な縁で繋がってオーナーと一緒に釣りに出かけることができました。

連れて行っていただいた場所なので詳細な場所は明記できません。函館から1時間半ほど走った場所にあるスポット。川幅は広いところで5メートルほど。雨のあと2日ほど経っているのでそこそこの増水でちょうどいいくらいです。

誰もいない山奥なので、ソロ釣行は怖いところ。後から上流の方も触ってみましたが反応なし。過去に反応があっている区間に固まっているようでした。このヒットは中流域で大きく流れがひらけたところ。流れが強かったのでアップキャストを中心に複数回いろんな角度から通してみるとようやくヒット。

小さな堰堤下を丁寧に探っていきますがヒットせず。

大きな堰堤下は反応ありませんでした。流れが強いのでルアーがどんどん流されていきます。ルアー操作する時間が短いながらもしっかりとアピールできて、いいレンジに入り込めるルアーチョイスが肝心です。

寒すぎて、完全防寒。NORRONA(ノローナ)trollveggen primaloft100 ziphood。(現在は廃盤)軽量で化線綿が使用されているので多少濡れても保温性能に問題なし!このレベルの保温性能でこのボリュームなら許容範囲です。今までは雪山での使用がメインでしたが3月の函館は寒すぎたので初めて渓流で使用してみました。寒いと感じることはほとんどなく、動いて熱くなればジッパーを解放して温度調節。腕周りの作りがゆったりしているのでキャストにも影響がありません。この辺りは、アウトドアショップの店長として数多くの商品を目にしてきた甲斐があります。

場所が綺麗だと絵になります。オーナーはベイトスタイルでHitotoki Worksを使用されています。

今回使用したロッドはSHIMANO カーディフストリームリミテッド S48UL-4。小河川では取り回しの良さが抜群なので九州の源流域を中心に使用しています。シャキッとしたカーボンブランクでいい意味で時代の流れとは逆行しているロッドです。このシャキッとした使い心地はキャスト時にはティップ部分が必要なだけ反応して小さい動きでキャストを助けてくれます。この張り感を使いこなせるようになるにはしっかり時間をかけてキャスト練習を重ねていくしかありませんが時間をかけて使いこなせるようになっていく楽しさを教えてくれるのは、フラッグシップモデルならではの楽しみ方なのかもしれません。実力がそのまま反映されるある意味で誤魔化しの効かない楽しいロッドです。

このロッドすごいところは、スペック以上のミノーやスプーンを使用して湖をやる際にも十分対応してくれるところ。思いっきり振り抜くと間違いなく破損しますが、投げれる範囲の距離であれば記載されている以上の重さにも十分耐えられる強さがあります。綺麗なベントカーブを描いて50over,60クラスがかかってもガンガンに寄せられるバット部分の強さ。シャキッとした強さのあるブランクだからこそ不意な大物にも余裕を持って対応できる懐の大きさがフラッグシップたる所以なのかもしれません。

場所を変えて函館市内へ

お次は函館市内に戻ってきて、オーナー実績のポイントへ。

何度か投げてみましたが、バイトするものの乗らず。お手本を兼ねてオーナーがキャスト。あの辺に流して〜、こうやってステイさせて〜、、、どん!さすがでした。3月のまだ寒い時期特有の反応のさせ方が非常に勉強になりました。同じポイントでのヒットの可能性がひくかったのでまさかのヒット後の竿を貸していただきゲット!初めてのベイトリールの操作に若干戸惑いながらも嬉しいキャッチ!ゴンブト、50overオスのブラウントラウトです。

普段使用している50mmの渓流用のミノーではなく、こちらでご紹介しているラッキークラフトやD’3カスタムルアーズが大活躍。ダウンにキャストしてじっくり魅せることによって大物が反応します。

普段の渓流では、ある程度キビキビ動かすことによって反応を得る源流や最上流部での釣りですが、北海道の大物では全く真逆のアプローチ。水温や季節、標高や天気などいろんな状況に合わせてミノーを操作する引き出しの多さがそのまま釣果につながります。そしてこの時の学びが、後々の釣果に繋がったのかも!?

まさかの同じポイントで!?

同じポイントを何度か流してみますが、反応なし。この一匹だけかなー?気を取り直して上流部に思いっきりキャストしてじっくり流してみます。流れに負けない程度には引きつつ、ふわふわと誘っているとどん!まさかの同じポイントで2匹目のメスブラウンげっっと!

ヒットルアーは、ルアーローテーション後のLuckyCraft B’Freeze 65。艶かしい動きが水温低い中でもこのサイズのブラウンを引っ張り出してくれました。しかも、ダウンじゃなくてアップキャストから釣果が出たのも嬉しいポイント。ゆっくり、じっくり見せ続けながらレンジをキープできるのはこのルアーだからこそできること。サイズ感、狙いたいレンジが運よくピッタリハマった一匹です。私にとってはまさにラッキー!釣らせてもらいました。

流れも大きて強く、水量も豊富だったのでAnglo&companyのParagon G Series Glass fiberをチョイス。これは昨年にも50overのニジマスをゲットした時にも使用していて北海道特に大物との相性がいい様子。比較的小柄なサイズはバラすことがあっても、なぜか大物ではしっかりとフッキングしてくれてバラさない。ここぞというタイミングで最高の結果を残してくれるParagon G Series Glass fiber。旅のお供には若干仕舞寸が大きがこれも許容範囲。

まとめ

3月の北海道はまだまだ寒い!

不思議なご縁から始まった終盤の釣り旅では、新しい発見をたくさんすることができました。寒いからこそ、この時期ならではの釣り方の引き出しを増やすことができたのはオーナーからの学びがあったからこそでした。九州とは全く違った引き出しを持って北海道やニュージーランドに挑戦することによってどんな環境や場所でも、最初の一匹に出会うための力をつけられるようになるのかもしれません。

不思議な縁で出会うことができたオーナーにはいろんな場所に連れて行ってくださり、惜しげもなくいろんな情報を提供してくださって釣りだけじゃなくて、ビジネスや人生についても教えてくださいました。この場を借りて心からお礼をしたいと思います。旅を通していろんな人との出会い、たくさんの楽しみ方を人との出会いを通して知ることができる。

そして、旅に出るきっかけを与えてくれた渓流釣り。いろんな場所に行く理由を作ってくれたのは間違いなく渓流釣りがあったからこそ。

九州から飛行機で簡単に行けてしまう北海道。

いろんな場所を開拓しながら渓流釣りと旅のある暮らしはまだまだ続きます。

いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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