伯耆大山で渓流釣り|幻のゴギとの出会いとおすすめタックル完全ガイド

みなさんこんにちは!旅する釣り人のやぎです。
今回の舞台は鳥取県・伯耆大山。渓流釣り編の第二弾では、新規開拓した支流での釣行をご紹介します。幻の魚「ゴギ」に出会えるチャンスや、入渓のドキドキ感、そして大山ならではの美しい渓相を堪能。さらに、実際に使用したタックルやヒットルアーも詳しく解説。これから渓流釣りを始めたい方や遠征を考えている方に役立つ内容をお届けします!
伯耆大山 渓流釣り

大山には数多くの支流が流れていますが、今回は新規開拓がメインだったので入ったことがない沢を選びました。翌日以降の行動も考慮して大山全体で言うと西側の河川をピックアップ。水量や入渓地点の情報は事前に得られなかったので、行ってみないとわからないそんな状況だったので、もちろん不発の河川や予想外の工事が入っている河川もありましたが無事に入渓。
※ポイントや入渓地点に関しては場所保護の為有料にて公開させていただきます。
いざ入渓!

いかにもな渓流

安全のためにヘルメットを装着して
端から下を覗けるこちらの渓流。橋の袂から降りることができました。入渓のしやすさから人の出入りが多い人気の場所だと思います。入ってすぐのところに大きな淵があり夕まづめを狙うと大物が期待できます。※当日入った時に大物のライズを発見!残念ながらヒットしませんでしたがこの渓流のポテンシャルを感じます!

入渓地点では水量が少ないかな?と思いましたが、奥に移動するとしっかり淵がありました。いい感じのポイントが続いていますが無反応が続きます。渓相がすごく綺麗で比較的歩きやすいのでサクサク進んでいけます。
今回のヒットルアー:パームス アレキサンドラ



大山の渓流釣りではメインルアーを パームス アレキサンドラを使用しました。大山の小渓流にはぴったりのサイズ感で短い距離でのハイアピールが非常に魅力的です。公式サイト

最近よく使ってるやつね!

このアレキサンドラは背面が黄緑、ベリーが黄色なのでアピールが抜群。非常に視認性が高いので今回の大山のような暗い場所と明るい場所が点在しているような場所では使い勝手が非常にいいです。

このように薄暗くてルアーを引ける距離が短く、落ち込みが点在するような場所で真価を発揮します!小粒なサイズ感でトゥイッチの反応がとてもいいので源流派のルアーボックスには必須のルアーです。
伯耆大山 幻のゴギって?

なかなか渋い時間が続いていましたが、ついにヒット!鮮やかな伯耆大山ゴギに恵まれました。
ゴギについて
中国地方のみに生息する「幻の魚」ゴギは、イワナ属で川の最上流に棲む貴重な淡水魚です。体長15〜20cmほどで、頭部まで広がる白点が特徴。水生昆虫を素早く捕食し、釣り人にも人気があります。産卵期は紅葉が見頃の10月下旬から11月中旬で、浅瀬の淀みや瀬わきで産卵。特有の体をくねらせる行動も見られます。急勾配で岩の多い清流を好み、河川改修など環境の変化に敏感なため、自然保護の象徴とされる存在です。

こっちを見つめています

頭までびっしり斑点が

この辺りは等高線も詰まっていてゴルジュのような渓相。雨の時はちょっとドキドキしますが景色が好きな人にとっては最高のシチュエーションです。雨が少なかったのもありますが水量はスネくらい。落ち込みもたくさんあるのでポイントが絞りやすくなります。
今回の渓流道具ご紹介!
クリックで詳細が見れます!
Rod:TENRYU Rayz integral
渓流初めてすぐから愛用しているテンリュウ レイズインテグラル。使い始めのことはこのロッドの良さをわかっていませんでしたが使い込んでいくうちにこのロッドの魅力に気づきます。ハリのあるバットと素直に反応するティップ。4分割で持ち運びできるので遠征や源流域での使い勝手は抜群です。ハリのあるロッドは最近主流のヘビーシンキングのミノーをしっかり動かして渓流魚に反応してもらうことができます!この反応の良さが釣果に繋がります。


Reel:シマノ ステラC2000SHG
発売当初から使用しているシマノ 22ステラ C2000SHG。滑らからぬるぬるの巻き心地はフラッグシップそのもの。剛性も高いので遠征や源流域でガンガン使っても安心してガシガシ使えるのが釣りに集中できる要素につながります。


Line:サンヨーナイロン GT-R ULTRA
摩擦強度の非常に高いサンヨーナイロン。ニュージーランドの海外遠征や北海道遠征があったので新しく試してみました。ラインがしなやかで強いのでトラブルを減らすことができることと、根掛かりや草掛かりの時に強めに引っ張ったりすることができるので解消することが多いです。魚とのファイトはもちろん余裕ができます。 新しい挑戦としてグレーカラーを使ってみましたが多少の視認性の低さはあるものの、ラインをよく観察する癖がつくので一つの試しとしてぜひ検討して欲しいです。ピンクカラーもあります。




Lure:パームス アレクサンドラ
小粒ながらもトゥイッチのレスポンスが非常に高いので小渓流ではめちゃくちゃ使いやすいです。特に、キャストする時の飛行姿勢が綺麗なので狙ったポイントをピンポイントで打ちやすくなります。カラーバリエーションも豊富で視認性が高いので、渓流釣り初心者の方にもおすすめです。


フォトギャラリー

ツヤっとしたお肌

オレンジが綺麗に映えます

道中にはロープが設置されていました。先駆者には感謝です。

シューズはシムス フライウェイト ウェーディングシューズがはまります。

滑らかな巻き心地のシマノ ステラ C2000SHG。ラインはサンヨーナイロンのGT-R ULTRA。グレーカラーでステラにマッチします。渓流での視認性は多少悪いですが、岩の多い渓流では摩耗性の高さが安心感につながります。


この向こうが気になる!
今回の終着点の魚止め。大きめな淵で落ち込みもしっかりあるので魚のストックも多いと思いきや、まさかの無反応。ここまでで2、3時間ほどで到着したので短時間の釣りでも楽しむことができます。次回はこの奥に行ってみたいものですね!もし、この丸太の先に詳しい方いらっしゃったらぜひコメントをお待ちしています。

普段はキャッチ&リリースですが今年初めての岩魚をいただきました。バナーで炙って塩で。渓流で運動した後の岩魚は格別な味わいでした。
番外編

旅のお供に必須のお菓子:nomura ミレービスケット(クリックで詳細)
高知県のロングセラー菓子「ミレービスケット」は、大正12年創業の野村商店が昭和30年ごろから製造。豆を揚げた油を使用することで、香ばしくサクサクとした独自の風味を実現しました。ほどよい塩味と素朴な甘さで、子どもから大人まで親しまれています。もともとは明治製菓のビスケットがルーツで、現在も名古屋の三ツ矢製菓が生地を生産。野村のミレーは、特製の油を使って仕上げることで全国の中でも際立った美味しさを誇っています。


旅行や長時間のドライブにはお菓子のお供が必須!個人的には毎回ミレービスケットを持っていきます。渓流釣りでも登山でもいろんな時にサクッと持ち運べるのも嬉しいポイントですね!

渓流では思いもよらない場所に綺麗なお花が咲いていることがあります。お花に詳し方ぜひ種類をコメントで教えてください。
まとめ
伯耆大山での渓流釣りをご紹介しました。登山も楽しむことができて、キャンプもできる。そして渓流釣りまで遊べる。山一つでいろんな楽しみが詰まっている大山はとっても魅力的な場所でした。
伯耆大山ならではのゴギに出会うことができて、大満足の釣行になりました。プレッシャーがある中でもしっかり釣果を出すためにも渓流道具をしっかりと準備して、今回大活躍ルアーはパームス アレクサンドラ!水量、川幅含めて川にぴったりを選ぶことによって綺麗なゴギに出会うことができます。
始めた当初は必ず釣れてストックの多い川で、全く反応させることができなかった私もたくさんのルアーや道具を試していくうちに少しずつ魚に出会う機会が増えてきました。
これから渓流を始める方や、始めたけどどうやっていいかよくわからないなど、最初はいろんなトラブルがあると思いますが、いろんな場所に行って続けていくことによって必ず素敵な渓流魚に出会うことができます!
困っていることや、質問などがあればぜひコメント欄よりお願いします!